ジョホールバルで、2018年4月現時点で、主に利用されている タクシーリスト、長距離、高級タクシー情報 にあわせて、Grab（グラブ）などの配車サービス案内に料金比較、そして、マレーシアでタクシー利用時の注意点、マレーシアのタクシー実情をまとめています。
タクシーでのトラブル、事件を防ぐ
- 一般的に、流しのタクシー（街中を走っているタクシー）、
- タクシースタンド以外の呼び込みタクシーに乗った際に被害を受けるケースが多いようです。
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| イメージ： Public Cab より - publiccab.com |
マレーシアのタクシーに乗った瞬間に驚かないためのリスト！
日本とマレーシアのタクシーの違い
- タクシーのドアは自分で開ける
マレーシアのみでなく海外のタクシードアは自動で開閉しません。ドアを開いて乗り込んだら必ずドアを閉めましょう。 - メーターを使わず料金交渉する悪徳タクシー
ショッピングモール等ではタクシースタンドがありますが、料金を交渉してくる悪徳タクシーがまだまだ多くあります。
こういったタクシーは、運転に態度もよくない場合があります。
マレーシアでは登録タクシーがメーターを使わないことは違法です。以下の罰金に牢獄期間が科されます。苦情はこちらにて - 苦情申し立てを行うことで、返金が行われ、運転手が罰則を受ける例はたくさんあります。
- 苦情⇒喧嘩となり怪我をしたりすることがないよう、料金交渉にこだわらず、
- 乗車日、乗車時間に乗車区間とタクシーナンバーに、可能であれば（危険性がなければ）運転手写真等をとることをおすすすめします。
RM 1,000 - RM 500,000 ≤ 2 years - タクシー・配車サービス予約アプリが利用できない場合
- よく利用するタクシー会社、
- 運転手の電話番号をいくつか記録しておくことをおすすめします。
- どうしても流しのタクシーが必要になったら
走行中のタクシーに、日本のように「空」なんて乗車可能かのサインなどありません。また、「空」であっても運転手さんの気分なのか予約がはいっているのか止まってくれないことも多いもの。まわりに気をつけながら手を振り続けるしかありません。 - 道案内が必要なこともある
このところアプリを利用して、行き先までのナビゲーターを使うドライバーが増えたものの、行き先がよくわからなかったり、ナビゲーターを無視しがちな運転手さんもいます。遠回りにならないためにも、ある程度の道順を把握しているほうがよいです。 - え？携帯電話で話をしてる！
マレーシアで運転中の携帯電話利用は違反です。このところ減ってきたような気はするのですが、まだまだ電話を片手に持って運転している運転手さんもあります。 - うるさい（タクシーだけではなく、ショッピングモールも…）
好きなラジオチャンネルをきいている運転手さんがたくさんいます。演歌系だったりコーランが流れていたり。
街中もそうですが、音楽といいアナウンスといい、なんだか騒々しいと感じることはありませんか？
タクシー車内もそんなことあります。ちょっと音を小さくしてくださいといっていいものなのか、ラジオが楽しみなのだなとおもうと、さすがに苦情をいえず、じっと我慢してする？ - え？におい？ゲップ？（タクシーだけではなく、いろんな場面で…）
- 化学香料、車の芳香剤に弱い方はひっそりと窓をあけて遠くをみつめることが多々おこる可能性あり
- 国が違えばマナーも違う。
- 中近東のどこかの国で食事のあとのゲップは食事がおいしかったことへのコンプリメントだなんてマナーがありますが、マレーシアもそうなのか、目の前で、驚くほどの大きなゲップをされることがあります。
- 非常にプライベートなことまで聞いてくる
日本をはじめ、欧米国でタクシーを利用する際、どこからきたのなんて一般的な話をすることはあっても、非常に個人的なことなど聞かれることってまずありません。 - ここでは、まず年齢、そして、自宅へついたら、ここいくら？子供達の年齢に学校にと、驚くほど質問されます。
- はじめは何気にごまかしていたものの、逆に、あなたの年齢は？子供達は何人？何をやっているの、なんて逆質問をするようになってきました。
- チップは不要だけど
マレーシアでは基本的にチップは不要です。でも、気分のいいタクシー、はたまた、10～20年ほど年齢を若くみてくれるような運転手さんには、もちろん、2～3RMのおつりはいらないわよ～。と気分よく歩き出しましょう（豚もおだてりゃきにのぼる～、って私のことでしょうか）
マレーシアへ到着した瞬間から、細やかさから一転した南国の大らかさ（おおざっぱとはいってません）に触れ、徐々に「とまどい」「不満」から「慣れ」となってきがちです。
柔軟性って大事だけど、マナーにまわりを見回す気配りなんかはしっかりと残しておきたいものだと、心がけています。
タクシー利用の際の注意事項
- パブリックキャブ等の無線タクシー予約
- オンライン/アプリ予約を自宅のみでなく外出先でも利用する
- ホテルに滞在中は、ホテルよりタクシーを依頼し
- 街中での流しのタクシーの利用は避ける
- ジョホールバル－シンガポール間タクシーも、
- イミグレの外で待ち受けている白タク（未登録）を利用するのではなく、
- オンラインにて申し込み可能の登録タクシー、評判のよいタクシーを利用
シンガポール、セナイ空港―ジョホールバル間タクシー情報はこちら
タクシー乗降中・車の運転中の注意事項
- まわりの状況をみきわめる
- バッグ、貴重品等を外からみえるところへおかない
- 信号機等での一旦停車時に窓ガラスを割られバッグ等を盗まれるケース、
- 駐車中の車の窓ガラスをわっての盗難ケースが非常にふえています
- 走行中は足元、もしくはブーツ（トランク）へ
- 駐車中は車の中にものをおかない
- よく知らないところへ行く際は、単独でいかないようにする
- 乗り降りの際は、必ずまわりに注意する
ここ数ヶ月間、ジョホールバルで、銀行、両替所からの移動中、車を停止時、あとをおっていた車やバイクからの強盗被害が数件おこっています。
また、警察の情報によると、以前のようなひったくり犯罪のみでなく、パラン（大型ナイフ）を使っての街中での強盗が増えており、毎日とはいかないまでも、ジョホールにても多くの被害者がでているとのこと。
特に、銀行や両替所へ行った直後、同じ車にずっとつけられているような場合、タクシーであれ、自家用車であれ、近くの警察ステーション（Balai Polis）まで直行しましょう。
外を歩く際、タクシーを待つ際、駐車場であっても、くれぐれもまわりの状況に注意しましょう。
タクシー・配車サービス アプリの利用情報
オンライン・アプリでタクシー・配車サービスを予約する利点
タクシー会社によるものと、タクシーはじめ、グラブ以外の配車サービスは、実際の走行距離と渋滞等による時間によって、予測料金と実料金は違います。
乗車タクシーの車番号等の記録が残るのみでなく、家族友人等に乗車状況を知らせることが出来ることもあって、以前よりも安心してタクシー・配車サービスを利用できます。
また、予約の際、バジェット（赤タクシー）、エグゼクティブ（青タクシー）、また、6席用車等の選択もできて便利です。
Grab（グラブ）人気の秘密は一定料金？それがストレスとなる可能性も…
グラブが、Uberよりも人気がでたのは、アプリ申し込み時の表示料金が、渋滞や道順違い等の走行距離、かかる時間で割増にならないところではないかと思います。逆にいうと、割増にならないぶん、運転手さんによっては、道順を間違えて遠回りになったり、渋滞にあたるとイライラする人たちもいたりと、悪い面となる場合もあります。
マレーシアへこられる際、すでに滞在中の方は、以下のアプリをダウンロードしておきましょう。
また、殆どの配車サービスアプリは、紹介リンクからのダウンロードで、割引が受けられます。
主要オンラインタクシー・配車サービス アプリ リスト
- PublicCab / EzCab
オンライン予約、アプリを利用しての予約に加えて、従来どおり電話での無線配車サービスが可能なタクシーサービス。グラブにウバが利用できないときに備えて、電話番号の登録を。
ジョホール JOHOR
タクシー: +607 241 3111 | マクシ: +607 241 2233
クアラルンプール KUALA LUMPUR
タクシー: +603 6259 2020 | マクシ: +603 6259 1913
セレンバン SEREMBAN
タクシー: +606 761 3333 | マクシ: +606 767 1913
- Grab（グラブ - MyTeksi）：リンクより登録すると割引があります
2018年4月現在、マレーシア国内では、配車サービスを一番安価で利用できるアプリサービスです。 ウバのように一般乗用車を利用した配車サービスにあわせて、 - 登録タクシー会社からのタクシー配車選択、
- 他乗客との相乗り選択もできて、
- マレーシアの主な地域のみでなく、シンガポール、マニラ、バンコク、プーケット、ホーチミン、ジャカルタ等でも利用可能。
- クアラルンプール近辺では、ウバよりもグラブタクシーのほうが価格面、サービス面で評判があったものの、このところ、ジョホールバルでも 、行き先複数選択が可能になったことに加えてグラブ人気上昇中にみえます。
- 新登録の際は、リファラ・コード（GRAB00KUUJMK）をお使いください。割引が受けられます。
- Uber（ウーバー）（2018年4月以降、東南アジア事業はGrabにより買収）
2013年、各国に進出しているウバのリムジンサービスが、マレーシア国内タクシーからの批判をあびながらも2013年に開始。シンガポールでもクアラルンプールでも、リムジン・サービスからタクシーまで３段階で選択可能ですが、ジョホールバルでは現在 UberX、UberXL の二種類から選択可能です。 - 2018年4月、他東南アジア国と同様、マレーシアもUber（ウバ）は、Grab（グラブ）による買収で、サービス中止。
- MyCar（マイカー）：iOS用ダウンロード | アンドロイド用ダウンロード
ウバのように一般乗用車を利用した配車サービス。去年よりクアラルンプールを中心に、徐々に拡大中。 - 現在、料金的には、Grabプラスといった料金設定（タクシーより割安）
- グラブの独占市場～料金高騰化を防ぐ手段となるか？
- 2018年4月時点では、現金払いのみ
- アプリの使用感は、グラブとほぼ同じ
主要 配車サービス アプリ リスト 料金比較
個人的には、Uberのアプリ・サービスが、家族登録、ビジネス登録にサポート体制等、グラブや現行他アプリにはない充実のシステムで一番気に入ってました。こんな国際感覚のサービスが、再度、マレーシアに進出してくることを待ち望んでいます。そんなアプリがみつかったら、改めて更新します。
タクシー料金比較
交通渋滞等にもより多少の違いはありますが、オンラインでタクシー料金チェックが可能です。
また、運輸局のサイトにて最新タクシー料金を確認できます。
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| 交通運輸局サイトより |
- セナイ空港やイミグレ、主な観光地ではタクシー用カウンターがあり行き場所を伝えてチケットを購入
- 街中のタクシーはメーターを利用
- コーズウェイのイミグレから街中ジョホールバル中心街へは10RM以下
- 目安として
10km,10RM（2017年9月現在）10km、15～25RM ほどですが、現在は渋滞中にもメーターが動くシステムで割高となるときもあります。
タクシー長距離サービス
パブリック・キャブでは、「マクシ・キャブ - Maxi Cab」として、オンライン予約もできる長距離、1日制、時間制による高級タクシー手配サービスもあります。グラブ等の配車サービスが安く利用できるのに、どうして長距離タクシー？
- 一般タクシー、配車サービスでは、同じ州内であっても長距離は乗車拒否をされる可能性が高い
- タイトなスケジュール等の理由で、直ぐに移動が出来るよう、待機してほしい場合
＊シンガポールージョホール間を含めた長距離タクシー、リムジン等各種申込代行サービスを提供してます。サービスを利用される場合は「Jemy.JohorBahru[at]gmail.com」 までご連絡ください。（[at] を @ に変更ください）
運転手によっても居心地のよさは変わってきます。マレーシア全国（ジョホールバル - メラッカ - クアラルンプール - ペナン）のみでなく、シンガポール、タイへも利用できます。
| Our rates are simple（料金表） | |
|---|---|
* 1日料金/Rental Per day/Sewa sehari― 8時間以内/200KMまで ― 200km以降はRM2/1KM追加 | RM 650 |
* 1時間単位/Hourly Use/Sewa Sejam― 4時間以上6時間まで ― 6時間以上は1日料金 | RM 85 |
* 待ち時間/Waiting Time/Masa Menunggu― 待ち時間は30分単位計算 | RM 85 |
* 深夜以降追加料金/Surcharge after midnight/Kadar tambang selepas tengah malam― 深夜12時から朝6時まで | 5割上乗 |
* 予約料金/Telephone or radio phone charges/Panggilan telefon― 電話、オンライン等でのタクシー予約料金 | RM 3 |
| * Terms and conditions apply | |
マレーシアのタクシーってどんなもの？
現在、マレーシアでは主にプロトンの赤が通常のバジェット、トヨタや日産の青い車が高級タクシー（Executive taxi）として利用されています。2014年より10年かけての2024年末までには、すべてのタクシーがシャンペン・ゴールドのプロトン・エグゾラ（Proton Exora）へ変わっていく予定です。
これは、陸上公共交通機関委員会（SPAD）によるタクシー統合計画によるもので、現在の高級タクシーも含まれています。
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在マレーシア日本国大使館 安全情報
緊急連絡先は大使館のサイトにあります。マレーシアでの旅行、生活の際は必ず記録してください。パスポート・IDカード携帯の義務
また、マレーシアでは、身分証明書の所持が義務付けられており、マレーシア人であれば、必ずIDカードを所持しています。邦人はパスポートの所持を義務付けられています。
しかし、普段の生活では、マレーシアの運転免許証にパスポート、ビザ欄のコピー紙を所持していれば、通常は問題ありません。
警察等に尋ねられてもパスポートを保持しなければいけないとはいわれることはあるものの、通常は運転免許証がある場合はほぼ問題ないようですが、以下、外務省マレーシア生活安全情報内、滞在時留意事項からの引用を参照ください。
4.2. パスポート関連
旅券等身分事項証明書の常時携行について
- マレーシアでは、外国人に対し旅券等身分証明書の常時携帯義務を明記した法令はありませんが、入管法及び旅券法には「入国管理官は出入国時に限らず、当国に滞在中の外国人に対し、旅券の提示を求める権限を有する」ことが規定されており、実態としては、右法律が準用されております。この提示要求に従わなかった場合は、処罰対象となり、法的手続きを経て有罪となれば刑罰が科されます。
- また、警察官には、警察法第24条（1）（a）（警察官は、その行動又は物の所持につき法令上の資格や、権限を必要とする場合において、当該資格、許可及び権限を有する証を提示させる目的のために、これらの者を停止させ又は拘留することができる。）により、広範な職務質問権限が与えられており、同条（2）は、かかる提示要請に応じない者は、逮捕状なしに逮捕され得る、とも規定されています。
- 従って、邦人の皆様におかれましては、盗難紛失等に十分に気をつけていただきつつ旅券のオリジナルを常に携行するようお勧めいたします。旅券のコピーや旅券以外の身分証明書を携行しているだけでは警察官等から警察署等への同行を求められたり、状況によっては身柄を拘束されることもあるとのことです。
なお、警察当局に確認したところ、旅券及びその他の身分証明書の不所持の場合は警察署で所要の手続きを経ずに現場で罰金を徴収することはないとのことです。従って、かかる支払い要求があった場合には、これに応ずる必要はありません。問題が生じた場合には大使館（電話番号03-2177-2600）までご連絡ください。- 他方、いわゆる「偽警官」と思われる者による、旅券の提示要求あるいは薬物所持検査を装った「スリ」行為による被害も報告されておりますので、併せご注意願います。
在マレーシア日本国大使館サイトでは、大使館、領事館へ届けのあった被害をまとめた「過去の犯罪・トラブル情報」がありますので、近頃おきている事件は常にチェックしておきましょう。
在マレーシア日本国大使館メールマガジンより
●2013.9.4● 「タクシー利用時の事件・トラブルが多発しています」
去る７月２６日、邦人女性が被害者となるタクシー運転手による強盗致傷事件が発生したばかりですが、一部報道によれば、８月下旬にクアラルンプール市内でタクシー待ちをしていた邦人女性が、タクシー運転手を名乗る男（軍用服を着用）から声を掛けられ、グレー色の車両に乗車したところ、そのまま人気のない場所に連れて行かれ、暴行・脅迫を受けるという事件が発生した模様です。
クアラルンプール周辺では、運賃トラブルのほか、運転手による強盗や婦女暴行事件等の凶悪事件が多発し、旅行者・在留者を問わず外国人も多く被害に遭っていますので、タクシー利用の際は、今後とも十分な注意が必要です。
【対策】
※ 同様の被害を防止し、身の安全を確保するためには以下の点に留意することが有効です。
○ 白タク（自家用車を使用した無許可タクシー）は絶対に利用しない。
○ なじみのタクシー運転手を利用する。
○ タクシー会社に連絡して、手配されたタクシーを利用する。
※ 流しは利用しない。ショッピングモール、ホテル等の係員に手配を依頼する。
（※ スマートフォン向けタクシー手配アプリ（MyTeksi, TaxiMonger等）は地図情報と連動し、現在地付近にいる優良運転手を自ら手配でき好評とのことです。）
○ タクシーの単独乗車は可能な限り避ける（特に女性の場合）。
○ 正規のタクシーには助手席前に運転手の氏名・会社名・写真が記載された許可証があるので、これらを確認して乗車する（特に運転手が写真と同一人物か）
○ 乗車する前にタクシーの車両ナンバーをメモし、電話等で家族等に伝達する（運転手にも分かるように）。
○ 運転手の様子が少しでもおかしいと感じた場合は、乗車しない。
○ 乗車中に相乗りを求められた場合は、応じず、その場で降車する。
○ 乗車中に明らかにおかしいと感じた場合は、信号等で停車中に降車する。
※ 高速走行中の車両から飛び降りることだけは絶対にしない。
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